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2008年09月18日

アメリカの大統領選挙

デンバーでの民主党の党大会、ミネアポリスでの共和党の党大会が
終わって、アメリカの大統領選もこれからが本番。
11月3日の投票日まで、各候補が演説やディベート、
メディアでのインタビュー、それにテレビCMなどで国民に
まさしくマーケティング活動をしていきます。
テレビCMだけでも両候補合わせて800億円規模の予算を組むのですから
規模が違います。

それにしても、民主党大会でのスピーチには感動しました。
オバマのスピーチは40分以上もあったけど、歴史に残るとさえ言われています。
フットボール場を埋め尽くした8万人ものサポーターが酔いしれるような
名演説でした。
ヒラリーもゴアも副大統領候補のバイデンも
「どうしてこんなに上手なの」と感心してしまいます。
英語が分からなくても、ユーチューブで是非さわりだけでも見てください。
アメリカの選挙がどのようなものか、雰囲気が分かるはずです。
これはお祭りですね。

そして、翌週に彗星の如く登場したのが共和党副大統領候補、サラペイリン。
アラスカ州の現職知事で5人の母親。
そして元準ミスアラスカでなかなかの美人。
その彼女が受諾演説で全米の女性有権者のみならず、
多くのアメリカ人のハートを捉えたのです。
このスピーチもユーチューブで見ることができます。

彼女はライフル協会の終身会員で、ムースハンティングもするほど男勝り。
スピーチの内容も結構過激でした。

それはともかく、言葉で人を感動させられるアメリカの政治家には
凄みを感じてしまいます。

2008年09月17日

リーマンブラザース破綻

今日はアメリカ経済を揺るがす金融業界の話です。

皆さんもニュースでご存知のように、1850年に創立された伝統ある投資銀行、
リーマン・ブラザースが倒産しました。
タイムズスクエアにある本社ビルから自分の所有物を詰めた
ダンボールの箱を持った社員が私服で出てくるのを見ると
こちらまで寂しい気持ちになってしまいます。
高給取りなのに、突然勤務先がなくなってしまうのですから、
アメリカ経済の厳しさを見せ付けられる思いです。

破綻の発端は言わずと知れたサブプライムローン。
元々支払い能力のない消費者に、ローンを貸し付けたのだから
返済できなくて当たり前。
借りる方も無責任だけれど、騙すようにして貸し付けた金融機関は
もっと悪いのです。

そして証券化された住宅ローンをこぞって買っていたのが、
今回破綻したような投資銀行や証券会社だったのです。
しかも、レバレッジ(てこ)を使って、自己資本の何倍もの投資をしていたのです。
例えば100万円しかなくても、1000万円の金融商品を買うわけです。
10%値下がりしたら自己資本はゼロになってしまうという
恐ろしい方法なのです(逆に10%上がれば自己資本は倍になるけれど、
市場が上がり続けるわけないですよね)。

我々のように身の丈に合った商売をしている人間にとって、
こんな博打のような投資が行われる金融業界は遠い世界に感じられます。
でも、この波及効果でアメリカの消費は徐々に落ち込んでいます。
ウォール街が冷え込めば、市場が縮小し、アメリカへの輸出に頼る日本経済も
無傷ではいられません。

2008年09月02日

メトロポリタン美術館

滞米中に、子供と訪れたメトロポリタン美術館。
もう何年も行ってなかったけど、やっぱりでかい。


エジプト遺跡の美術品から中国庭園からローマ時代の彫刻から
近代絵画まで全部を一日で見ようなんてとても無理。

今日は印象派に一点集中。
これだけの名作をガラスのカバーもかけずに陳列してしまうのだから、
何かあったらどうしようなんてこちらの方が心配してしまう。

ルノアールやセザンヌ、モネ、ドガ、スーラ、どれもこれもすばらしいけど、
やっぱり一番はゴッホ。
月並みだけど、モーツアルトとゴッホは心に響いてくるのです。


それよりも驚いたのは、子供達がゴッホの絵に見とれていたこと。
ずーっと見入って動かないのです。

名作に見入る息子

私にとってはこちらの方が印象派でした。